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mishimasaiko-dandelion フォーリーセッション(効果音収録)

 この前の月曜日に私達は、Xavier Drouaultと呼ばれる偉大なフォーリーアーティストと共に仕事をする為にパリのレコーディングスタジオを訪れました。(※フォーリーアーティストとは映画やテレビなどの映像に効果音を付ける職業の事です。)

彼は私達がフィルムで必要とするすべての音を作成しました。(ミシマの歩く音から、トンボの羽音まで。)

彼はリアリティーのある音を得るために日常生活に使うアイテムすべてを混ぜて使用します。 例えば、幼虫の身体の音は曲げられたゴム製品をミックスして、 床の上の足音は手の甲の上でスプーンと指のタッピングによって混ぜられたヨーグルトから作られました。

サイコの薔薇が開花する音は、薔薇からは想像出来ない物がミックスされています。それはブロッコリーとゴム手袋です。この仕事は私達の感覚を通過する非常に興味深い旅でした。サウンドは生命をさらにいっそう際立たせ、私たちにフィルムの新しいビジョンをもたらします。

この仕事中に私たちはフランス3(フランス トロワ)というフランスのテレビチャンネルから取材を受けました。彼らはMishimasaikoのサウンドデザインに焦点をあてたドキュメンタリー番組を作るでしょう。私達がもしその番組を入手出来たら皆さんにすぐお知らせします。

 

この日私達が撮影したいくつかの写真を紹介します。

私達はほとんど暗闇の中で働きました。仕事が始まる前の早朝、 私達は全ての準備がOKであるかどうかをチェックします。(フィルムプレビュー、スクリーン、ミキシングツールなど。)

フランス3(フランス トロワ)テレビチームはこの時に到着していくつかのテストをしました。この写真には多くの荷物(トランクやスーツケース等)が写っています。これらにはXavierがサウンドを作成するために使用するすべてのアイテムが含まれています。

ドキュメンタリーのためにXavierはインタビューを受けています。

ミキシングテーブルで働いているクリスチャン。防音ドアの後ろの赤いライトは「静かにして下さい!レコーディング中です!」という意味を持っています。

Xavierは彼が蝶の羽ばたきの為に作成したサウンドを聴いています。

Xavierは彼に必要なアイテムを荷物から見つけるために一日を過ごしました。

フランス3(フランス トロワ)テレビチームと仕事中のXavier。

ミシマの歩く音を作成しているXavier。多くのアイテムや更に車でさえミキシングスタジオでは入手可能です!

休憩中のXavier。彼が手に持っている物はミシマの衣装(葉っぱのコート)の音を作ります。

仕事中のクリスチャン。

(Video 1 : 衣擦れ音のメイキング)
Xavierの奇妙で美しいダンス:彼はミシマの衣装の基本的な衣擦れ音を作成しています。

 

(Video 2 : 火傷の音のメイキング)
Xavierはミシマの肌が火傷する音に取り組んでいます:彼は籠とポリスチレンを使います。

 

来週はフォーリーセッションの後に行なわれたダビングセッションについて紹介予定です。

 

Aude(オード)